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real estate左官工事

室内珪藻土聚楽打ち替え工事・外壁城壁打ち替え工事

聚楽壁は和室などで使われることが多いですが、家のどこにでも使用でき、
家の雰囲気を明るくしてくれます。
聚楽壁じゅらくへきとは京都で生まれ、
古くから茶室や歴史的建造物などに使用されてきた伝統的な土壁のこと。
その土は京都付近で産出されるキメの細かい上質の「聚楽土」という砂であり、
今はなかなか素材となる土自体が入手困難と貴重な壁となっています。
この「聚楽土」を使用した聚楽壁は、
実に美しく、和室の風情やわびさびを彩ってくれます。
左官室内聚楽打ち替え工事

壁の下地はそのまま使えるので、壁材である聚楽壁のみ
剥がしていこうと思います。
スクレイパーという金属製のヘラで剥がしますが、乾いたそのままの壁だと固くてなかなか剥がせません。そこで繊維壁専用の剥離剤を水に溶いて聚楽壁に塗ります。時間が経つとふやけて剥がしやすくなります。

 

聚楽壁をきれいに剥がせたら、細かな砂埃などを掃除して
漆喰の下地塗りをしていきます。シーラーとも呼ばれますが、
壁面に浮いてくるシミや
たばこのヤニ、アクを止めることができる特徴のある
下塗り塗料です。適切な下地処理をしてきれいな
仕上がりにしていきます。

 

塗り方としては、パテ板に漆喰を取り、コテで前にすくいます。
壁の上から塗り始めて、下の方に向かって塗り広げます。

1〜2mmの厚みで1回塗りが基本です。

また使うコテの種類によっても壁の表情が変わります。

ステンレスコテだと大きくつるんとした仕上がりに。

木コテだと細かい凹凸模様が現れます。

 

聚楽壁の打ち替えがこれで完成です。
嫌な臭いも吸着分解してくれるし、湿気も吸放出して湿度調整もしてくれます。
冬暖かく、夏は涼しく過ごせるのが聚楽壁の魅力です。